SQLer 生島勘富 のブログ

RDB・SQLの話題を中心に情報発信をしています。

PL/SQLのカバレッジツールを作ろう1

 ストアドプロシージャでやるとカバレッジツールがないということが問題になるようです。

 個人的には「別になくても良いんじゃない?」って思うけれど、なかったらストアドプロシージャは使えないと言われると、普及させたいと思う私は困ってしまう。簡単にできる範囲で作ってみよう。

SQL Server にするか、Oracleにするか。

 私の探し漏れなのか、SQL Server についてはカバレッジが可能なAPIが見当たらない。Visual Stadio の高い Edition で出来るみたいだから公開しないのかな?

 Oracleはメジャーなツールでは PL/SQL Developer(25,000JPY)というツールがカバレッジに対応しているそうだが、フリーでないと使えないという人も多いようで(確かに開発者ライセンス25,000はちょい痛いね)フリーで公開できるレベルのものにするために横着する。全く一から(エディタから)作るのはとても大変なので、エクセルマクロとサクラエディタにすることにした。

企画(仕様)

 仕様はこんな感じかな。

  1.環境設定
    Oracleにアクセスするための環境設定画面。
    PL/SQLを出力するフォルダ設定。
    結果を出力するフォルダ設定。
    データフラッシュの間隔の設定。
        マクロを常駐して貰うか、常駐ストアドプログラムを作るべきか……。
    カバーデータのリフレッシュの実行。

  2.出力結果
    特定スキーマの全ストアドプログラムを出力。
    カバー率の測定結果出力。
    ソース位置を出力するか、ブックマークを切り替える。
        未実行ソース位置。
        1ステップに指定した時間以上掛かっているソース位置。
        合計実行時間が指定した時間以上掛かっているソース位置。

サクラエディタの使いこなし。

 エクセルマクロから、サクラエディタを起動してマークするのが一番難しそう。この調査からかな。

 ここまで4時間(笑)多分、ブログに書くことの方が時間が掛かりそう。

 さて、Oracleを我が VAIO X にインストールするか。これが重いのよね〜。