SQLer 生島勘富 のブログ

RDB・SQLの話題を中心に情報発信をしています。

SQLのイメージと他の言語のイメージ2

SQLで処理する場合のイメージ


他の言語で処理する場合のイメージ


他の言語で処理するのは非効率になる

 当たり前の話ですが材料と結果は同じです。途中経過が違うだけですが、理論的には、RDBMSを使うのにSQLで処理しなければ、必ず余計な処理が必要になりなるため非効率になります。とんでもなく馬鹿げた構造になるのですから理論的には議論の余地はないでしょう。「結果が出るのだから良いじゃないか」という馬鹿もいますが、「出来る・出来ない」の低次元の話をしているわけではなく効率の問題です。IT技術者は業務効率を上げるために存在しているのですから、理論的に効率が悪い方法を選択してはいけないはずです。

 現実論としては「『出来ない技術者』をどこまで考慮すべきか?」ということしかない。

 しかし、SQL92が理解できていれば90%、SQL99が理解できていれば99%問題ないでしょう。つまりは、20年近くほとんど変化していない上に、最も広範囲に使われている言語ですから、RDBMSを使いながら、いつまでも『出来ない技術者』を堂々と言い訳に使うのは、どう考えてもおかしいのです。

 何度も書いているけれど、RDBMSを使わないという選択肢は否定しないのですけどね。