SQLer 生島勘富 のブログ

RDB・SQLの話題を中心に情報発信をしています。

システム設計

ストアドプロシージャでできないと思うのはOracleのせい

ストアドプロシージャでできない。できるわけがない。というのは、Oracleのストアドプロシージャ(ファンクション)でSELECT系の処理がどうしても難しいからです。 ストアドプロシージャで弊社で使っているスタブとしてのストアドプロシージャ(ファンクショ…

オブジェクト指向言語ならNoSQLで、RDBMSを使うならサービス指向アーキテクチャで

図1 オブジェクト指向言語での一般的な処理 この図は、オブジェクト指向言語としていますが、構造としてはCOBOL技術者がオープンの世界に流れてきて確立した文化からなんの変化もない。非常にいびつで、SQLとオブジェクト指向言語の言語のスパゲッティプログ…

ストアドプロシージャでシステムを構築するとDBサーバの負荷が増えるか

結論から書くとストアドプロシージャでシステムを構築するとDBサーバの負荷は減ります。WEBシステムと仮定してDBサーバとAPサーバの関係で書きますが、C/Sも同じになるので、C/Sで考える人は、APサーバをクライアントと置き換えて読んでください。 その理由…

スタブ用のエクセルを販売します

ビジネスロジックはストアドプロシージャに入れるべきと書いてきましたが、現在のバージョンでもOracleのストアドプロシージャ(ファンクション)は非常に書きにくいです。 SELECT系のストアドプロシージャ(ファンクション)の書きやすさは SQLServerr > D…

日本のホワイトカラーの生産性を上げるには3

日本のホワイトカラーの生産性が低い大きな原因の一つに、システム会社の生産性が著しく低いことがあると考えています。 SEはいわゆる3K職といわれますが、仕様変更を防げたら無茶な長時間労働をする必要はないのです。しかし、システム会社が仕様変更を防…

日本のホワイトカラーの生産性を上げるには2

日本のホワイトカラーの生産性を上げるには、データベース設計をプログラミングの後に行うべき、そのためにはビジネスロジックをストアドプロシージャに入れる必要がある。ということを前回書きました。 今回は、具体的にどうしてストアドプロシージャが効率…

日本のホワイトカラーの生産性を上げるには1

日本のホワイトカラーの生産性が世界的に低いらしい。なぜ、日本のホワイトカラーの生産性が世界的に低いのか。いろんな理由があると思いますが、システム開発会社である私の考えは、ホワイトカラーの生産性を上げるという使命を持った我々システム会社が十…